2014最終(?)キャンプ : 日川浜オートキャンプ場

憲蔵

2014年12月21日 12:04

12月13-14日の一泊二日でおそらく今年最後になるであろうキャンプに行ってきました。
場所はいろいろと迷ったのですが、強烈な寒波が襲来するとの予報だったので、遠出はやめ、茨城県神栖市営の日川浜オートキャンプ場(「にっかわはま」と読みます)に決定。

このキャンプ場、電源付のオートキャンプサイト3,600円、キャンピングカーでの利用を想定した広めのフルフックアップサイト5,140円と市営らしくかなり良心的な価格なのですが、冬季の特定期間はウェルカムキャンプと称しなんといずれも1,000円(!)で利用可能、アーリー、レイトも無料と驚きの安さで利用出来ます!
*一般的なキャンプ場だと電源の利用料だけで1,000円程度することを考えると破格です。
何かと物入りな年末年始を控えていることを考えるととっても助かります。
今回は幸いなことにフルフックアップサイトが予約できたので更にお得感アップ!

珍しくゆいちょんの部活がお休みだったので11時前には自宅を出発。
潮来から神栖に入り、途中で薪を調達します。
ちなみに神栖には大型スーパーやホームセンターなどもあるので、もし忘れ物をしても安心です。

無事、薪を購入し、神栖中心街から少し走り13:00前にはキャンプ場に到着。


受付で指定されたのはフルフックアップサイトの「C」。
縦に細長い作りのキャンプ場の丁度中間あたり、炊事場、トイレも近く中々の場所です。

サイトはこんな感じ。


芝生サイトで区画は10×15くらいはあるでしょうか、かなり広いです。

どうレイアウトしようか思案した結果、モグラの形跡があった奥の方を避けて道路よりにティエラを設営、あきスペースに焚き火コーナーを設けました。



設営も終わったところで場内を散策。

このキャンプ場は受付から伸びる道路に沿ってこんな感じに縦に長い作りになっています。



今回我が家が利用するフルフックアップサイト以外は基本的に道路の両脇にサイトがレイアウトされていて、一区画は大体10×10くらいです。
サイト間は植木で仕切られているのでお隣が気になることはほとんどないと思います。

受付と反対側、キャンプ場の奥に向かっていくとキャビン二棟とフリーサイトがあります。


こちらがキャビン。

ちなみにウェルカムキャンプの期間は通常10,280円のキャビンが3,000円(!)で利用出来ます。

キャビン向かいにあるトイレと炊事場。
炊事場はなぜか屋根がありません(笑)



で、こちらがフリーサイト。
グループでわいわいやるにはオートサイトより良いかもしれません。



キャンプ場一番奥にはこんなものが。


一度サイトに戻って反対側(受付側)へ少し行ったところに炊事場とシャワー、トイレがあります。




炊事場はお湯は出ませんが、綺麗に清掃されてました。
トイレは洋式の暖房便座と言うことなしです。
*あと、写真を撮り忘れたのですが、炊事場の横には小さな滑り台があります。

一回りしてサイトに戻ります。
まだ16:00前だというのにだいぶ日が翳ってきました。
どんどん気温も下がってきたので、幕内にストーブを準備しておきます。



で、17:00になる頃にはこんなに暗くなり、あまりにも寒いので焚き火開始。



しばらく外で頑張っていたのですが、突然雨がぱらぱら来たこともあり幕内に入り夕食の準備をしつつ、ホットワインなんぞを飲んで体を温めます。


ほどなく夕食が完成。
今夜の献立はラーメン入りの塩鍋。



寒い中で食べたこともありとっても美味しかったです。

満面の笑みのゆいちょん。


食事の後は幕内で何をするでもなくのんびりとすごし、いつもより早め、22:00くらいに就寝。
寝る前に外に出たところ、ぱらぱらきていた雨もいつの間にかすっかりあがっていて、とっても星が綺麗でした。
*ちなみにかなり寒かったです(笑)



翌朝

8:00ごろに起き、外に出てみたところ、スカートが凍ってました・・・。


外に出しておいたテーブルもこの有様。


こんな中でもぐっすり眠れたのですからホットカーペットの威力は絶大です。

せっかくなのでプチ雪だるまを作ってみました。


寒いのでストーブ点火。


目が覚めてきたところで朝食の準備。
今朝のメニューはご飯、ベーコン、卵焼き、それと昨晩の鍋をベースにスープを作ります。



準備が整ったところで、いただきま~す。


キャンプ場で食べるご飯は本当に美味しいです。

その後はテントを乾かしながらのんびりと撤収をし、完了したところで記念撮影。


14:00きっかりにキャンプ場を後にし、神栖の名物ともいうべき風車を見学してから帰路につきました。



【感想】
キャンプ2年目の年の11月にかずさオートキャンプ場で命の危険を感じるくらいの寒さを経験してからキャンプは10月までというのが我が家のルールになっていたのですが、緒先輩方のブログを拝見するうちに「ちゃんとした装備さえあればいけるんじゃないか?」ということに気づき、昨年から12月のキャンプを解禁しました。
*思えばかずさの時にはストーブはおろか焚き火も電源もなく、暖をとるものといえば炭火だけという状況だったので、そりゃ寒いですよね(笑)

始めてみると、ストーブやホットカーペット、焚き火があるだけで十分暖かく過ごせますし、キャンプ場は比較的空いているし、星空は綺麗だし、ピーンと張り詰めた空気がなんとも言えず良い感じだし、で個人的にはかなりはまってます。
家族が同行してくれるかはわかりませんが、いつか機会があれば雪中キャンプとかもチャレンジしたいものです。
*出来ればもう少しかっこ良いストーブが欲しかったりしてるのですが・・・。

さて、日川浜オートキャンプ場ですが、料金が安い割には設備も整っていますし、キャンプを始めたいという初心者の方や小さいお子さん連れのファミリーにはかなり良いキャンプ場なのではないでしょうか。

周りは工場地帯で景観という点ではマイナスですし、キャンプ場内も公園の様に整備されているのでワイルド感は皆無なので、そういったものを求める方には正直、お勧めできませんが、冬 とりあえず冬キャンがしたい!という時には選択肢として十分あり、だと思っています。
また、海も近いので、夏場、海水浴のベースにするのもありでしょう。
*ウェルカムキャンプの料金は本当に破格だと思います。これでお湯が出れば満点です。

そんなわけで、我が家は多分、ウェルカムキャンプの時にまた行くと思います。

さて、2014年も多分今回がラストキャンプだと思います。
来年も今年と同じように、なるべくいろんなところに行き、いろんなキャンプを愉しみたいです。


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