10月はキャンプには絶好の季節！ということでお馴染みのボルボールさんをお誘いして、2週連続で出撃してきました。
今回はちょっと趣向を変えて以前から気になっていた旧宇筒原（うとうばら）分校オートキャンプ場というところで初めての「学校キャンプ」を体験してみることに。

いつものごとく午前中部活のゆいちょんの帰宅を待ってから出発。目的地の大多喜までは約1時間半程度の道のりです。
＊今回初めて館山道～圏央道というルートを使ってみたのですが、勝浦街道を行くよりも20分ほど時間短縮が出来ました。時間の無いときにはかなり有効です。（お財布には優しくないですが・・・）

大多喜の街でボルボールさんと落ち合い、キャンプ場へ。



ちなみに我が家のナビは実際の目的地よりも少し手前をしめしてました。
ボルボールさんのナビも同じだったらしいので、少し注意が必要です。
＊国道465号線を左折してから道なりに行くと左手にあります。

場内はこんな感じでまさに「学校」です。



全部で6サイトくらいしかなく、一番奥にバンガローが二棟あります。
ちなみにテントサイトは全て電源付です。

さっそく受付に行き、校長先生のような管理人さんとお話すると、今日は我々2家族ともう1家族の予約が入っているとのこと。
そのもう一家族について伺ってみると・・・。
なんと、6月にオレンジ村でご一緒したユッキーさんであることが判明！！
＊実はボルボールさんが道中のコンビにでユッキーさんちの車を目撃してまして、もしやと言っていたのですが、オレンジ村の時と同様、今回も当日予約、即決行だった様です。

前にも言った様な気がしますが・・・

ユッキーさん、すごいです！

ということで、今回はうれしいことに3家族で貸切となったので、校庭を贅沢に使ってこんな感じに設営。


ユッキーさんちのピルツ23、ボルボールさんちのランドロック、そして我が家のティエラ5-EXを張って、別に宴会スペースを確保してもまだまだ余裕の広さです。

校舎の講堂（体育館？）は開放されていて、卓球台や足踏み式オルガン（久しぶりに見ました）、ちょっとした本などがおいてあります。
子供たちは大喜びで思い思い遊びに興じます。




講堂のとなりは管理人室で、その隣に男女別のトイレとシャワーがあります。
ちなみにトイレは校庭側からも出入り可能です。


とても綺麗に保たれており、驚いたことにエアータオルまで設置されてました。

水場はサイトの奥にあります。残念ながらお湯は出ません。


だいぶ陽も傾いてきてなんとも言えず良い雰囲気になってきました。
＊写っているハンモックはユッキーさんが設置したものです。ちなみに支柱は自作です！




ここでボルボールさんがおやつを準備してくれました。
ご自宅で仕込んできてくれた「さくさくパイ」にリンゴのコンポートと、カスタードをトッピングして食べます。
うん、美味しい！ボルボールさん（の奥さん）ありがとうございます。



お腹が膨れたところで、ちょっと冷えてきたので炭火を起こします。


その後は皆、思い思いに学校キャンプを満喫。


お座敷で戯れる子供たち。その奥で真剣モードでバドミントンをする大人たち。


ひとしきり楽しんだあとはユッキーさんち持参のお肉を焼き焼きしたのを合図にお待ち兼ねの宴会。


今夜のメイン、寒い夜の定番「おでん」をダッチで煮込みます。


今回は事前に嫁がネットでいろいろと調べ、エリンギやシューマイというこれまで縁のない具材も入れてみました。
ちなみに、それぞれの家庭で入れるおでんの具にはかなりの違いがあることがわかり、ちょっと面白かったです。
＊特にボルボール家は我が家では定番のウインナーなども入れないらしく、かなりの衝撃を受けたようです。

出来上がったおでんはボルボール家特製のカレーピラフと一緒に食べます。


冷えた体（10月だというのに10℃を切ってました）におでんはやっぱり良いです。子供たちにも好評でした。

食事もひと段落し、ユッキーさんが準備してくれた熱燗など飲みながら、談笑をしていると・・・。
「ハッピバースデー～トゥユー♪」というおなじみの歌声が・・・。
あれ、誰か誕生日だったっけ？と思いながら手拍子していると、目の前に私の名前入りのケーキが！！


実は10月22日が誕生日の私のために、嫁が内緒で仕込んでくれていたようです。
嫁さん、皆さん、ありがとう！
キャンプ場でのバースデーパーティー、とても思い出深いものになりました。

その後は校舎で卓球を楽しいだり、焚き火を囲んでいろんな話しをしたり・・・。



最後は皆で人狼ゲームを楽しんで、子供たちは就寝。


よし、これからが大人の時間！のはずが、かーくんを寝かし付けに行った私はそのまま眠りに引き込まれてしまいました・・・。
皆さん、失礼しました。次回、がんばります。
＊ちなみに我が家の嫁はユッキーさんと深夜3時過ぎまで飲んでいたそうです。
　ユッキーさん、お付き合いありがとうございました。


翌朝

少し空気はひんやりするものの、快晴。


私はいつものことながら誰よりも遅く起床。＊毎度毎度すみませんです・・・。

昨晩はかなり冷えたようなのですが、「まあぞう」からもらったホットカーペットを今回から投入したこともあり、
まったく寒さを感じることはありませんでした。＊まあぞう、ありがとう！！

朝食は昨晩のおでんをベースにしたうどん＆ユッキーさんち提供のハーブ入りウインナー。



美味しくいただきました。

その後は撤収に取り掛かるのですが、寒暖の差が激しかったせいかテントがびしょびしょの状態。
設営場所が日陰ということもあり、特に我が家のティエラはなかなか乾きません・・・。


ということで、今回初の試み。ティエラ、裏返してみました（笑）


SSTを止めていたペグをはずし、そのままひっくり返したのですが、あっという間に乾きました。
いやぁ～、これかなり効果あります。どうしようも無いときの必殺技として覚えとこうと思います。
＊フレーム曲がる可能性もあるので、万が一真似される場合は自己責任でお願いします（笑）

校長先生から「ゆっくりしていって良いですよ」というありがたいお言葉をいただいたので、撤収の後もバレーボールなどでひとしきり盛り上がり、


最後に恒例の変な記念撮影＋有志によるプチ組体操、改めて校長先生、兼管理人さんにご挨拶をしてキャンプ場を後にしました。



＊帰りに市原SAで昼食をとったのですが、子供たちはそこでも元気いっぱいに遊びまわってました・・・。
　恐るべきパワーです（笑）

【感想】
旧宇筒原分校オートキャンプ場ですが、ここは実はキャンピングカーなどを販売している会社が経営していて、そのためかサイトはすべてに電源が付いているなどキャンピングカーでの利用も想定した作りになっています。
＊HPではオートサイトとテントサイトという区割りがあるように記載があります。
利用料金もシャワー、電源込みで4,500円/泊とコストパフォーマンスは良いと思います。

サイトはどうやらフリーとなっているようで区切りなどは全くなく、グループでのキャンプには最適かもしれません。（グループ利用は事前に相談要のようです）
反面、単独で利用するときには（可能であれば）予約状況などを事前に確認されることをお勧めします。
もともと学校ということもあり子供が遊ぶ際に危険なものは基本的に無いので、小さいお子さんがいても安心かと思います。
＊講堂の倉庫には自由に利用できる冷蔵庫があるのも夏場のキャンプにはポイント高いです。

なお、ゴミは生ゴミ含めてすべて持ち帰りになります。
＊この辺もキャンピングカーでの利用をメインにした発想かと思いますが。

さて、今回初体験だった分校でのキャンプ、正直なところ不安もあったのですが、蓋を開けてみれば皆楽しんでくれていたようで安心しました。
個人的にも、校舎の中から聞こえてくる子供たちの笑い声や足踏み式オルガンの音を聞きながらのキャンプも良いモンだなと。
また、夕日に照らされたノスタルジックな佇まいの校舎にはなんともいえぬ味わいがありました。

自然満喫のキャンプも無論楽しいですが、要はキャンプ自体が「好き！」であれば場所は特に大きな問題にはならないんだなと改めて思いました。
こういった一風変わったキャンプ場、これからももどんどん訪問してみたいです。

最後に、ボルボールさん、ユッキーさん、今回も楽しい時間をありがとうございました。
近々また、ご一緒してくださいませ。